眼の悩み
中高年の誰もがさけて通れない眼の悩み。年齢とともに進行するのは老眼だけではありません。最近は、白内障、緑内障、黄斑変性症といった眼の病気が急増しています。
白内障とは?
白内障は、眼の水晶体を作るタンパク質が活性酸素によって酸化され、変質してしまうことが原因で起こる病気です。この予防や改善に有効なのが、亜鉛やビタミンCといった抗酸化成分。特に亜鉛は、活性酸素を無害化するSODという酵素の構成分であるばかりでなく、その働きを活発にするなど、活性酸素の退治に欠かせない成分なのです。
緑内障とは?
緑内障は精神的ストレスが引き金となって眼球内の圧力が異常に高くなり、視神経が障害を受けるために起こる病気です。この病気の予防や改善には、視神経の損傷を修復し、網膜の働きを正常に保つビタミンAと、その代謝を促す亜鉛、網膜の40%~50%を構成する成分、タウリンが必要なのです。
黄斑変性症とは?
黄斑変性症は、網膜の中の黄斑という部分が傷み、その働きが衰える病気です。この黄斑変性症の予防と改善に有効なのが亜鉛なのです。亜鉛は、網膜の細胞を再生する働きが大きく、黄斑の損傷も修復してくれます。実際に黄斑変性症の治療に亜鉛の摂取を積極的に勧めている医療機関もあり、約半数人の人に改善効果が認められたという報告もあるのです。
亜鉛をはじめ、ビタミンA、タウリンなど、牡蠣には、眼の衰えや病気に良いと言われる成分が豊富に含まれており、眼でお悩みの方にぴったりの食品と言えるのです。