ミネラルと「免疫力」の関係
食糧事情が劣悪になると、感染症が増えることは昔から研究されてきました。例えば、飢餓で悩まされる難民の間では、ひとりが病原菌に感染すると、あっという間に広がることがよくあります。これは栄養状態が人間の免疫に深く関わっている顕著な例だと言えます。
特にタンパク質が欠乏すると皮膚の粘膜がカサカサし、傷口ができやすくなります。そこから病原菌が進入し、感染症を引き起こすのです。こういった理由から、伝染病は食糧事情の悪い地域で発生しやすくなっているのです。
また、ミネラル、特に亜鉛、鉄、マグネシウムが不足すると免疫系が正常に働かなくなることも明らかにされています。特に前述のミネラルが欠乏すると、体に進入したウイルスや、病原菌、あるいはがん細胞を攻撃するキラーT細胞の減少や、これらの抵抗をつくるのに不可欠なリンパ球の減少など、体の防御機能が弱くなってしますのです。
自分は健康だと思っている人でも、免疫力を維持するためには、良質なたんぱく質をはじめ、これらのミネラルの補給は欠かせません。健康な人でも、下記のようにすぐれた栄養バランスの商品を毎日食べ続けなければいけない理由がここにあるのです。